文章を書くことは億劫だ。
書こうと思えば思うほど書けなくなってくる。
でも書かなくてはいけない。
- 提出物
- ブログ
- 日記
- 作文
- 読書感想文・・etc
確かに文章を書くことって苦痛ですよね。
- 出だしから何も出てこない
- どうやっても書けない
- 何も出てこない
- スランプになった
と悩んでいる人は、この本を読むと辛さが楽しさに変わります。
書くことがつらい
書くことが辛くなる場面って必ず出てきます。
私ごとで恐縮ですが、ブログで6年以上文章を書いてきてもそんな場面が何度も訪れます。
その度に
- 文章書くことってなに?
- どういうこと?
- 意味あるのかな?
っていう状態に陥ります。
いっそのことブログ辞めようかなって思うことも。
文章を書かなければならない状況に追い込まれた時、特にそんな状況に陥りやすい。
書こうと思えば思うほど、意識すればするほど筆が重くなる。
調子いい時はスラスラなんの負荷もなく書けるんですが、不思議なものです。
書くことに悩んだらおすすめの本
そんな悩んでいたある日。
こんな本が目に飛び込んできました。
さみしい夜にはペンを持て 古賀史健著
SNSで誰かが本の写真付きでコメント。
そのコメントがなぜか心に刺さり、その本の表紙が綺麗で「子供向けの本なのかなぁ」っていうのが最初の印象でした。
その数日後、本屋を散策している時にたまたまこの本を目にしました。
あの時の本だ!
と思い、手に取ってパラパラ。
目次に目を通すと、今悩んでいる自分がすごく欲していた文言ばかり。
迷わずすぐに購入。
結果この本を読んだあとは、悩んでいた心のモヤモヤがスッキリと晴れました。
引っ掛かりが取れて
「文章を書きたい」
という気持ちが前面に一気に押し出されたんです。
「さみしい夜にはペンを持て」のおすすめポイント
それでは、早速どんなところがおすすめの本なのか、ポイントを上げていきます。
スラスラあっという間に読める
この本は、タコジローとヤドカリおじさんの会話がメインで進んでいく物語。
タコジローは中学生。
だからそれ以上の年齢なら理解できる内容なのでスラスラと入ってくる。
とても読みやすいけど内容はすごく濃い。
濃いけどヤドカリおじさんがタコジローに1つ1つ丁寧に教えてくれる。
ぐいぐい入ってくる。
1つそしてまた1つと気づかされる。
あっという間に読み終えてしまった。
そんな本です。
言葉にするという大切さ
言葉にするって簡単にいうけど、よく考えると難しいこと。
自分が言いたいことをどれだけ言葉にできるか。
普段からそれを面倒くさがると、自分の気持ちとは違う言葉を使ったり誤魔化したり。
で、勝手に自分を不機嫌にさせる。
周りにも悪影響が及ぶこともある。
言葉にするということは、しっかりと考え頭の中の整理もするということに繋がる。
でも普段からそれをみんなやらない。
なぜなら言葉にするということを面倒に思っているから。
考えるのが面倒くさいから簡単な言葉で片づける。
または態度で示す。
これではいけない!
と気づかされたんです。
普段なんとなく使っていた言葉も、面倒くさがらずにしっかりと考えて本音の言葉を使いたいと思わされました。
書きたくなってくる
文章を書くことが億劫だったのが、この本を読んでいる途中からだんだんと書きたくなってくる。
ヤドカリおじさんが1つ1つ丁寧に説明してくれ気づかされてくれるから、頭の中のモヤモヤが同時にとれてクリアになっていく感覚。
だから読み進めれば進めるほど、どんどん書きたくなってくる。
考えを、思いを、文字にしたい。
文章を書きたいという気持ちが先走ってきます。
書くということの本質がみえる
「書く」とはどういうことなのか。
書くことに悩むと、こんなことを考えてしまいますよね。
だからますます文章が書けない。
でもこの本を読むと「書く」とはどういうことなのか本質が見えてきます。
書かなければならないが書きたいに変わります。
mustからwantへ変換されます。
この差はかなり大きい。
最後に
文章を書くことは慣れや習慣が大きいですが、慣れている人でも調子が悪い時はあります。
まして書き慣れていない人にとっては、もっと大きな負担に。
そんな悩みを持っているのなら、1度ペンを置いてヤドカリおじさんの話を聞いてみるのがいいかもしれません。
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