毎日あれもやらなきゃこれもやらなきゃ、と怒涛のような日々。
脳内は常にアップアップ状態。
いかに時間を短く効率的に素早くやるか。
忙しい毎日をやり切るためにはとても大事なことですが
疲れませんか?
そう感じたなら、あえて逆にいくとうまくいくかもしれません。
それは「ゆっくり動く」。
そんな効果を載せた本をご紹介いたします。
なぜこの本を読もうと思ったのか?
ご紹介したい本は
「ゆっくり動く」と人生が変わる 小林弘幸著
この本を読もうと思ったのは、ゆっくりという文字が目に入ったから。
多分疲れているんだと思います。
「ゆっくり」という文字になぜか魅力というか求めているんだと思います。
冒頭で説明した通り、日々目まぐるしく過ぎていく。
そんな中でやるべきことは多く、いかに1分でも1秒でも速くこなしていくかっていうことばかり意識して過ごす。
そんな毎日にかなり疲れていて
それでいいんだろうか?
という疑問を持っていたんだと思います。
『「ゆっくり動く」と人生が変わる』はこんな人におすすめ
- 人生を変えたい人
- 日々の忙しい毎日に疲れている人
- 効率を求めているが空回りする人
- 成果を上げたいがなかなか力を発揮できない人
- 心に平穏を求めている人
こんな毎日で「ゆっくり動く」なんてことをやる時間なんて全くない!
と思っている人ほどおすすめしたい本。
早さ(速さ)ばかりに目を向けず、逆の発想で行動すると意外にも効果が上がるかもしれません。
『「ゆっくり動く」と人生が変わる』のおすすめポイント
ではどんな内容の本なのか、ポイントを絞ってご紹介いたします。
「ゆっくり動く」と最大限にパフォーマンスを発揮できる
車の運転でも、アクセルとブレーキのバランスがうまくとれていることが大切なように、自律神経も、「交感神経」と「副交感神経」、どちらか一方の働きに偏ると、よくありません。理想的なのは、交感神経と副交感神経がともに高いレベルで活動し、なおかつ両方のバランスがとれている状態です。こうしたとき、人間の体はもっともよい状態で機能します。
本書30ページより
パフォーマンスを最大限に発揮するには、自律神経が鍵。
自立神経を整えるためには「ゆっくり動く」の意識が大事だと述べています。
現代人の多くは交感神経と副交感神経のバランスが悪く、自律神経が乱れているので自らのパフォーマンスを最大限に発揮できていないのです。
よくアスリート選手がプレーを行う前に、ゆっくりとした動作で集中している姿を見ますよね。
あれは自律神経を整えている作用にもなっているということです。
だから自ら持っている最大限のパフォーマンスが発揮しやすく、良い記録を出せているんです。
「ゆっくり動く」を意識するだけで、自律神経が整いやすいので簡単に実践できます。
「ゆっくり動く」と、スランプ知らず
もしあなたが「ゆっくり」を実践したら、それが現実のものとなります。たんに体が健康になるだけでなく、人生のパフォーマンスが向上し、いつも「最高の自分」で生きられるようにもなるのです。
本書48ページより
最高の自分とは、いつも調子のいい時の自分。
何をやってもスムーズに動き、頭が冴え渡りテンション高く行動も気分も絶好調。
そんな時って年に数回訪れませんか?
私も経験がありますが、そんな日は何をやっていても楽しいですよね。
まるで曇りガラスで見えた世界が、全てクリアになり広がった感じを受けます。
何をやっても楽しい。
心も穏やかで他人にもいつもよりも優しくなれる。
それって思い返すと、いつもいっぱいいっぱいで周りが見えず視野が狭まっている。
だから気づきや発見や発想も浮かばないし、目の前のことをこなすだけの受け身状態。
また時間に追われている感覚。
これではまさにラットレース。
そんな状態を抜け出し、いつも調子のいい自分でいるには自律神経を整える。
つまり「ゆっくり動く」を実践すれば手に入るのです。
「ゆっくり動く」と、物事を早く処理できる
「ゆっくり」を意識したほうが、結果的には早く動けることがほとんどなのです。それが、私がいうところの、「ゆっくり、早く」ということなのですが~
本書82ページより
「ゆっくり動く」ということは大事ですが
このバタバタの毎日にそんな「ゆっくり動く」なんてやる余裕もない!
じゃあ急いでやらなければならないことはどうするの?
って思ってしまいますよね。
そこで本書では「ゆっくり、早く」を提唱。
反対語?
って疑問が浮かびますが、自律神経を整えると心が落ち着く。
その落ち着いた状態で、早くしなければならないことをするということ。
そうすれば冷静を保てるのでミスもなくなり、結果パフォーマンスを最大限に発揮できるんです。
極端に例えるなら、内面はとても穏やかで外面の動きは素早くっていうこと。
自分の体というロボットを、冷静に操縦する感覚でできるってことです。
最後に
あえて「ゆっくり動く」。
普段の仕事中にできなければ、家にいる時から意識してやってみてはいかがでしょうか。
実際にやってみると、心が穏やかになるのは実感できます。
そこから何を感じどんな動きができるのか、試してみる価値はあります。
実感できたなら徐々に行動範囲を広げていけば、仕事も私生活も楽しいものになっていきます。
お試しあれ!
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