寅さんこと男はつらいよシリーズ。
今でも老若男女問わず大人気の映画です。
男はつらいよの舞台と言えば、寅さんの実家がある東京都葛飾区柴又。
そこに「寅さん記念館」があるのはご存知でしょうか。
寅さん好きなら1度は行っておいて損はありません。
そんな寅さん記念館の見どころをご紹介します。
「男はつらいよ」といえば葛飾は柴又
男はつらいよの主題歌の冒頭に出てくるセリフ。
私
生まれも育ちも葛飾柴又です
帝釈天でうぶ湯を使い
姓は車
名は寅次郎
人呼んで
フーテンの寅と発します
主題歌「男はつらいよ」より
はとても有名ですよね。
その詩にも出てくる葛飾柴又は、実際に東京都葛飾区にあります。
男はつらいよシリーズの舞台として寅さんの実家がある柴又帝釈天参道の「とらや」も実在。
僕も数年前に行きましたが、映画の世界とあまり変わらない懐かしい風景がそこにはありました。
第1作目から第四作目まで、寅さんの実家として撮影が行われた「とらや」。
行った時にはここで食事もしてきました。
店内には、寅さんの部屋に通じていた階段も当時のまま残っていて感動しました。
寅さん記念館とは
寅さん記念館は、「男はつらいよ」シリーズが好きな人にとっては、興味のあるものばかりが展示されていて寅さんワールドにどっぷりと浸かれる場所です。
実際に撮影で使われていたセットで、寅さんの実家の「くるまや」が再現されています。
また寅さんが実際に使っていたトランクや衣装なども展示。
館内では写真も自由に撮れるので、寅さん好きは1度は行っておきたい場所です。
寅さん記念館の基本情報
寅さん記念館の基本情報です。
開館時間 | 9:00〜17:00 |
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休館日 | 第3火曜日(第3火曜日が祝日の場合は直後の平日) 12月は第3火・水・木曜日 ※年末年始も営業 |
入館料 | 【山田洋次ミュージアムとの共通券】 一般:500円/児童・生徒:300円/シルバー:400円 団体(一般):400円/団体(児童・生徒):200円 ※シルバー券(65歳以上)は当館窓口にて発売 ※団体券は20人以上 ※障害者手帳等をお持ちの方と介護者(同行者)1名は 無料 当日窓口のみのお取り扱いとなります。 【寅さん記念館&山本亭セット料金】 一般:600円→550円/シルバー:500円→450円/団体(一般):500円→450円 |
前売入館券 | 前売 一般:450円 児童・生徒:270円 お求めは京成線主要駅へ |
所在地 | 東京都葛飾区柴又6-22-19 |
交通 | 京成柴又駅下車8分 金町駅前発小岩駅行バス「柴又帝釈天」下車7分 北総鉄道新柴又駅下車徒歩12分 |
車椅子をご利用の方 | 車椅子を無料で貸し出し 電話または案内窓口でお問い合わせください |
AED設置のお知らせ | 寅さん記念館 別館1階入口に設置 |
寅さん記念館の見どころ
寅さん記念館は、3年に1度リニューアルをしています。
僕が行ったのは2016年9月。
それから2度ほどリニューアルされ、現在は新しいコーナーや謎解きゲームなどがあるようです。
だいぶ前の情報になってしまいますが、基本的にはあまり変わっていないので、2016年当時の写真を交えながら見どころをご紹介したいと思います。
入口から寅さんっぽい演出
寅さん記念館の入口には、寅さんが自ら看板をつけようとしています。
よく見ると、寅さんっぽい演出が。
なんと雪駄が片方落下しているんです。
寅さんっぽいですよね。
入口からこんなものを見てしまうと、さらに期待が高まります。
寅さんの生い立ちがわかる
今はないみたいですが、僕が行った2016年にはこんなものがありました。
寅さんの「幼少期から柴又に久しぶりに帰ってくるまでの生い立ち」を動く人形で再現するコーナー。
1つずつ見ていくと寅さんの人生がわかります。
「くるまや」の実際のセットがある
撮影で実際に使われていたセットで、そのまま当時の「くるまや」を再現。
「くるまや」の店内や茶の間、寅さんの部屋に登る階段など。
ここで写真を撮れば車家の仲間入りです。
タコ社長の「朝日印刷所」もあります。
柴又帝釈天参道のジオラマがリアル
リアルなジオラマが、男はつらいよの舞台の「柴又帝釈天参道」をはっきりと浮かび上がらせてくれます。
俯瞰して見れるから、柴又帝釈天参道の様子や寅さんの実家の「くるまや」の位置などを確認できます。
1つ1つよ~く見ると実にリアルに作られています。
例えば「くるまや」。
間取りが立体でわかり、寅さんの部屋を覗くと実際に寅さんが横になって昼寝をしています。
またくるまやの裏には、タコ社長の朝日印刷所もあります。
2Fの窓からは従業員が覗いています。
寅さんをチェックしているのか、または結婚前の博がさくらの姿に見惚れているのか。
こんな想像や発見ができる楽しさを味わえるコーナーです。
寅さんの衣装や鞄の中身を展示
寅さんのトレードマークといえばこの衣装と鞄ですよね。
実際に使われていたものが展示。
これはかなり貴重。
じっくりと眺めてしまいます。
なんとトランクに中身も展示。
こんなものがあの鞄の中に入っていたんですね。
寅さんっぽいです。
まとめ
男はつらいよが好きな人や世界にどっぷり浸かりたい人は、1度は行ってみてほしい場所が寅さん記念館。
実際の撮影道具やセットを目の前で見たり触ったりでき、写真も撮れるので良い思い出ができます。
3年に1度リニューアルをしているようなので、最新情報を知りたい方はホームページをチェックしてみてくださいね。
寅さん記念館ホームページ→葛飾観光ポータルサイト
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