最近話題のAI。
ChatGPTなど耳にした人は多いはず。
でもAIって何?
ってよく分からない存在ですよね。
確かに色々聞けば教えてくれるので便利ですが、具体的にはどう付き合っていけばいいのか分からないことだらけ。
分からないことがあるとネットで調べたりしますが、
検索とAIはどう違うのか?
将来どうなっていくのか?
などAIについて知りたい人は必読の1冊です。
AIとは何か?疑問を持ったら読みたい本

今回ご紹介するのは
検索から生成へ 清水亮著
著者の清水亮氏はAIのスペシャリスト。
プログラマー、エンジニア経験を経て株式会社ドワンゴに参画。
その後独立し20年で12社の設立に関わってきました。
2017年2018年と内閣府知的財産戦略本部「新たな情報財検討委員会」の委員。
2018年から2023年まで東京大学客員研究員。
とすごい経歴を持っている方です。
なんかこれを見たでけでも「すごそう!」と思ってしまいますよね。
そんな清水亮氏が書いたこの本は、AIとは何かを分かりやすく説明。
タイトルにもあるように、検索からAIへとシフトする時代が来たと提唱します。
その背景にある理由を過去、現在、そして未来はどうなっていくのかを解説した内容です。
なぜこの本を読みたいと思ったのか?

私も何度もChatGPT使っていますが、なんだかよく分からないんですよね。
最初は「おーすげぇ~」なんて感動しましたが、そのうちなんかこの返事「変では?」なんて思って最近はあまり使わなくなったんです。
でもこれだけ、AIだ人工知能だなんて騒がれているのにここで終わらせたくない。
何がどうすごいのか?
将来はどうなっていくのか?
っていう疑問をなんとかしたかったんです。
分からないことがあればネット検索で今は事足りていますが、それが将来AIに置き換わるって「どういうこと!?」ってしっくりこないので、この本を読もうと思いました。
「検索から生成へ」のおすすめポイント

この本の気になったいくつかのポイントをご紹介いたします。
AIとは何?
検索エンジンがやってくれるのは、「検索する」というところだけです。しかし、生成AIは、最初の「欲望」と「行動する」以外のすべてを代行してくれます。生成が検索に取って代わるのはごく自然な流れと言えるのです。
本書表紙裏より
まずはここからです。
ネットで検索するのとAIを使うのでは何が違うのか、さっぱり分かりませんでした。
でもこの言葉でピンッときました。
何かを調べる時に、検索では言葉を色々考えて入力します。
でもたまになかなか自分の知りたいことがヒットしなく、さまざまな言葉を駆使して検索する時ってありませんか?
でもAIなら、何を知りたいとか、あれをしたいなど自分のしたいことを入れるだけで、理想の結果を示してくれるんです。
なるほど~
なんか分かりやすい説明ですよね。
具体的には
「新宿で一番美味しいカレー屋さん」を探すのではなく、「カレーが食べたい」と言えば家から近くて自分の好みに合ったカレー屋さんをいくつか探してきて提案してくれるのであれば、自分であれこれ悩んで店を決める必要はなくなります。
本書41ページより
上記の内容に被りますが、具体的な例を上げています。
確かにこの例にあるように、カレーが食べたいのであればわざわざ新宿まで行かなくても、家の近くにあれば1番助かりますよね。
自分が1番満たしたいことに焦点を絞って全てのバランスを見て、最も理想の提案をしてくれるということ。
確かにこうなれば
「〇〇したい!」
とだけ入れれば、全ての効率的な情報を示してくれるので、検索とは大きく違うということが分かります。
どんどん便利になっていく。
まさにドラえもんの世界ですよね。
ドラえもん助けて~っ
て行ったら、それを1発で解決してくれるアイテムを出してくれる。
そんな感覚なのではないでしょうか。
なぜこれからはAIなのか
本書は、生成AIが登場したことで世のなかはどう変わっていくか、その展望を見極めることを目的とした本です。未来を見通すには、過去から現在までの流れを踏まえる必要があります。歴史は繰り返すというよりも、歴史は一つの大きな流れを作っているからです。私たちが生きる現在は、決して独立した点ではなく、未来から振り返ったときに歴史の流れのなかにあるのです。AIの急速な進歩の理由、その最大のものは、人類の「知恵を合わせる力」が最大限に高まったことです。
本書72ページより
これからAIの時代に変わるのは、これまでの歴史が関係するということ。
世の中便利に効率的にという思いが、ここまでの色々な技術やサービスを生み出してきました。ここ数年でいえばスマホが代表的な例ですよね。
スマホ1つであらゆることができる時代なんて、今から20年前までは想像もできなかったこと。
それと同じで検索からAIに置き換わる時代は、もうやってきているのです。
その理由を歴史を遡り、解説しています。
最後に

AIはこれからの時代には避けては通れないですよね。
いまだにピンッときていない方は時代遅れと言われないように、今からでも少しずつAIとは何か知っていくといいかもしれません。
今はまだ身近に感じなくても、気づくと生活のあちらこちらに置き換わる時代はもうきています。

今やすごい時代が来てしまいましたね。
テキストを入力するだけで簡単にイラストも描けてしまえます。

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