東京から仙台まで帰省するのに、交通費はなかなかの出費。
できれば交通費は抑えたと思いますよね。
この記事ではどの交通手段が安いのか、交通手段別と人数別で比較してまとめました。
自身の状況に応じて参考にしてみてください。
特に毎年数回帰省する人にとっては、交通費がかなり浮かせる方法が見つかります。
東京から仙台へ帰省する交通手段

東京から仙台へ帰省する際には、以下の交通手段があります。
それぞれ、どのぐらい時間と料金がかかるのかみていきましょう。
東京から仙台までの交通手段別所要時間

東京から仙台までの、交通手段ごとの所要時間は以下のようになります。
新幹線
東京駅から仙台駅までの新幹線は、以下の2種類(細かくは3種類)となります。
・はやぶさ
・やまびこ
・こまち(盛岡まで「はやぶさ」と連結する秋田新幹線)
はやぶさ
2024年10月現在、東京駅から仙台駅まで最短で移動できる新幹線には「はやぶさ」があります。
所要時間は1時間30分。
速い時代になりました。
やまびこ
やまびこは、運行ダイヤにより仙台までの停車駅が異なります。
およそ1時間54分~2時間24分かかります。
高速バス
東京から仙台までの高速バスの所要時間は、約5時間半~6時間ほど。
東京での高速バス乗り場は何ヶ所かあるのと、道路の交通状況、3つの時間帯枠(朝到着の夜行便、昼到着の昼高便、夜到着の昼高便)があるため、多少移動時間が変わります。
飛行機
東京から仙台まで飛行機で帰省する方法は厳密にはありません。
東京の空港は羽田空港で、現在は仙台への直行便はなし。
隣の千葉県にある成田空港からなら、仙台空港まで1日2便運航されています。
所要時間はおよそ1時間5分です。
車
東京からとなると出発地点からでも多少変わってきますが、車での移動手段は大きく分けて3つあります。
・東北自動車道を使う
・常磐自動車道を使う
・一般道を使う
道路状況や運転の仕方・走る時間帯・休憩を入れるなどを含めれば、かなり移動時間は変わってきます。
およそ
車で一般道を使って帰省する際には、かなり時間がかかり運転も疲れやすいので注意したいところ。
ドライブを楽しむぐらいの気持ちと、時間に十分な余裕を持たせた方が無難です。
東京から仙台までの交通手段別料金比較

交通手段別の料金比較です。
交通費は2024年10月現在で、以下のようになります。
新幹線
東京から仙台までに運行している新幹線は2種類。
それぞれの料金は席によって異なります。
はやぶさ
はやぶさは、東京~新青森間を「3時間10分」で結ぶ全車指定席の新幹線です。
自由席はなく席は3種類。
普通車指定席 | グリーン車 | グランクラス | |
---|---|---|---|
大人 | ¥11,410 | ¥15,070 | ¥20,310 |
こども | ¥5,700 | ¥7,530 | ¥20,310 |
やまびこ
やまびこは、運行ダイヤによって途中停車駅が異なります。
席は3種類。
自由席 | 指定席 | グリーン車 | |
---|---|---|---|
大人 | ¥10,560 | ¥11,090 | ¥14,750 |
こども | ¥5,270 | ¥5,540 | ¥9,460 |


高速バス
高速バスは、帰省する際の時期や曜日・運行時間帯や席のグレードによってかなり変わります。
1番安くて¥2,300なども。
年末やゴールデンウィークなどの連休は、3倍以上になったりと変動がすごいです。
また格安だと、移動時間が苦痛になるような席もあるようなので注意が必要です。



飛行機
千葉県の成田空港から仙台空港までは、LCCの往復航空券の相場で¥15,000前後です。
ただし高速バスと一緒で、大型連休などは¥18,000~¥19,000台まで上昇します。
それプラス空港までの交通費も忘れないようにしましょう。


車
車で帰省するのなら、3つの移動ルート(一般道を入れて)があります。
車種や燃費によっても多少変わってきますが、普通自動車での移動ならおよそこのようになります。
東北自動車道を使った場合
浦和インターチェンジから、仙台南インターチェンジまでの高速代は以下の通り。
現金払いやETC払い、通行時間帯によって多少変わります。

常磐自動車道を使った場合
三郷インターチェンジから仙台南インターチェンジまでの高速代は、途中からの経路によって多少違いがあります。
郡山JCTから東北自動車車道経由

村田インターチェンジから東北自動車道経由

トータルでかかる交通費
高速代プラス燃料費もかかります。
東京から仙台までは約370kmあります。
現在の一般的な普通車の平均燃費は22.0km/L。
これで計算すると片道およそ17L使います。
現在の平均レギュラーガソリンが170円前後。
この金額で計算すると¥2,890です。
高速代+¥2,890
が片道にかかる交通費になります。
なお一般道なら交通費のみですが、信号があることなどを考えると燃費はやや悪くなります。


帰省する人数別での交通費比較

帰省する際でも、帰る人数や年齢によってもだいぶ変わってきます。
1人にかかる費用を、おおよその金額で往復交通費でまとめてみます。
新幹線
やまびこの指定席で帰省した場合。
¥11,090×2(往復)→¥22,180
高速バス
年末の時期で安いチケットの夜行バスで帰省した場合。
¥8,000×2(往復)→¥16,000
飛行機
年末の時期でLCC往復航空券で帰省した場合。
¥18,000+空港までの交通費
車
年末の時期で、それぞれ3通りのルートで帰省した場合。
東北道
高速代¥7,340+燃料代¥2,890=¥10,230×2(往復)→¥20,460
常磐道
高速代¥7,610+燃料代¥2,890=¥10,500×2(往復)→¥21,000
一般道
燃料代¥2,890×2(往復)→¥5,780

人数別比較 1番安いのは?

車で一般道で帰省するのが約¥5,780で、最も安くなりました。
次に帰省する人数別ごとに、どの交通手段がベストなのかまとめておきます。
1人で帰省するなら
一般道で帰省するのが1番安いです。
でも一般道は時間がかかるし運転も疲れます。
そこをどう見るかです。
その次に安い高速バスで帰るのもいいと思います。
- 車があるなら一般道で帰省
- 車がないなら高速バスで帰省
大人2人で帰省するなら
一般道で帰省するのが1番安いです。
大人2人で帰るなら、高速を使っても1人当たり¥10,000(往復)ぐらいで安く帰省できます。
- 車があるなら高速道で帰省
- 車がないなら高速バスで帰省
それ以上の人数で帰省するなら
一般道で帰省するのが1番安いです。
ただ3人以上で帰省なら、高速を使っても1人当たり人数で割れば割るほど安くなります。
それ以外なら子供の年齢にもよりますが、高速バスだと気を使ったり疲れたりします。
旅行気分ということで考えれば、やっぱり新幹線が速くて快適です
- 車があるなら高速道で帰省
- 車がないなら新幹線で帰省
まとめ

帰省は楽しみだけれど出費もかさみます。
東京から仙台まで帰省するには、距離もあるので時間もかかりますよね。
安い交通費で抑えられるに越したことはありませんが、帰る時の快適さもどこまで求めるか。
ただチケットをとる方法で帰省するなら、早割などもありますので今から予約すれば少しでも節約できます。
帰省日程が立てられる人は、早めに決めておくのも節約できるポイントになります。


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