エアコンに送風機能というものが付いていますが、使ったことはありますか?
私事で恐縮ですが、1度も使ったことがありません。
生ぬるい風が出るだけの送風機能。
でも付いているということは、何かしらの意味があるはず。
送風の使い道とは?
その効果と使い方をご紹介いたします。
エアコンの送風機能
エアコンって普通に3種類しか使わなくないですか。
- 冷房
- 暖房
- ドライ
冷房はもちろん暑い夏に。
暖房は寒い冬に。
そしてドライはジメジメ湿度の高い梅雨時に。
こんな使い方がほとんどだと思います。
でも送風という機能も付いています。
ただ風が出るだけの送風!?
って感じですよね。
送風の意味が分からない
ただ風が出るだけの送風。
過去に何度か試したことがありますが、ただぬるい風が出るだけの機能。
扇風機よりも効果ないと思いませんか。
エアコンって普通は壁の上に付いているので、そこから風だけを出しても自分がいる場所に当たらなければ意味がないのでは、と思うんです。
それともエアコンの前にいって、風に当たるのが正しい使い方なのですかね。
どういう使い方が正しいのかみていきましょう。
エアコン送風の使い道
送風の使い道とはどんなものなのか。
1つずつ紐解いていきます。
送風の効果とは
まずは送風の効果。
効果って言われても「ただ生ぬるい風が出るだけ」ってイメージがあります。
どんな効果があるのでしょうか。
エアコンの送風運転は、空気を循環させることで体感温度を下げる効果もあります。送風運転は、冷房運転のように部屋全体の温度を下げることはできませんが、風の流れができるので、体感温度を下げられます。この効果は扇風機やサーキュレーターと同じです。
Looopでんきホームページより
部屋の空気を循環させる効果。
なるほど。
風に直接当たるのではなく、空気の循環なんですね。
サーキュレーター的な効果があるということです。
また機種によってはサーキュレーターや扇風機を使うよりも電気代が安くなることもあるとか。
ここまで知ると、送風機能がある意味がわかってきたような気がします。、
送風の使い方
それでは実際に、送風の有効的な使い方はどんなものがあるのかご紹介いたします。
冷房前に使う
冷房前に使うことで電気代を抑えることができます。
冷房を使う前に1時間ほど送風をします。
部屋の空気を循環させ空気の流れを作ることにより、冷房に切り替えた時に涼しい風が部屋中に行き渡り、室温を早く下げることができるんです。
送風を使わないでいきなり冷房をかけると、室温を下げるためにフル稼働するので電気代が高くなります。
微妙な室温の時
風のない部屋では、いる場所によって空気の温度が異なります。
暑いけれど冷房をつけるほどではない、という微妙な室温の時に送風機能が活躍。
部屋の空気を循環させることで、体感温度を下げることができます。
エアコンのカビ防止
カビ防止にも有効。
冷房や暖房の使用中は、エアコン内に結露が発生するためにカビや雑菌が繁殖しやすい環境。
これを防ぐために、使用した後1時間ほど送風機能を使うことにより、エアコン内を乾燥させカビ防止に繋がります。
エアコンに送風機能が付いてない場合は
機種によって送風機能が付いていない場合でも、代用する方法があります。
その場合は、冷房を31~32℃の最高温度で設定すると同様の効果が得られます。
まとめ
エアコンの送風機能。
送風効果が分かると有効的に使いたくなります。
ただ暑いから冷房、寒いから暖房ということではないんですよね。
効果的に部屋を適温にし、エアコンも良い状態に保つために欠かせない機能。
それが送風。
また1つ勉強になりました。
- 電気代の節約
- 体感温度を下げる
- カビ防止
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