先日テレビで、八代亜紀さんがあの名曲「舟唄」を歌っていました。
何度聴いてもいい曲だなぁ~
歌上手いなぁ~
味がある~
なんていっぱいやりながら浸っていた時のこと。
1つの疑問が出てきたのです。
テレビで八代亜紀が「舟唄」を熱唱
年末のテレビ番組で懐かしの歌みたいなものをやっていました。
ほろ酔いで観る懐かしの歌番組はとてもいいですよね。
その曲が流行っていた時代の自分の記憶も同時に蘇ります。
あの時は良かった~
そういえばこんな時代だったなぁ~
なんて一気にフラッシュバック。
ほろ酔いも手伝って、そんな心境にどっぷり浸かれるんですよね。
次々に様々な曲が流れ本人が歌います。
そして八代亜紀さんが名曲「舟唄」を熱唱。
うまい!うますぎる!!
うますぎるのレベルを超えて訴えかけてくる!!!
まさに歌詞の世界と歌声が同化。
感情がすごく伝わってくるんです。
今までに何度も聴いてきましたが、やっぱり名曲。
世に出たのは昭和時代でしたが、今聴いてもいいものはいい。
名曲って「昭和時代は多いよなぁ~」って思たりもして。
舟唄を聴いていて「なに?」って思った疑問
お酒はぬるめの 燗がいい
肴はあぶった イカでいい
女は無口な ひとがいい
灯りはぼんやり 灯りゃいい
しみじみ飲めば しみじみと
想い出だけが 行き過ぎる
涙がポロリと こぼれたら
歌い出すのさ 舟唄を
いやぁ~最高!
すっかり画面に釘付けになってしまいました。
脳内には完全に
【寅さんが寂れた漁師街のやっす~い宿で女を想いながら一人酒を飲んでいる】
光景が浮かんできます。
次は民謡っぽいパート。
ここの部分もいいんですよね。
八代亜紀の世界にひきずりこまれる~
沖の鴎に 深酒させてョ
いとしのあの娘とョ 朝寝する
ダンチョネ
うん・・!?
ちょっと待ってよ。
ダンチョネってなに?
団長ねぇ~いや違う
断腸の思いのダンチョネ??かも・・
いや違うなぁ~
ダンチョネっていう何か固有名詞?
『ダンチョネ』ってなに?
ということで調べてみました。
「断腸の思い」という言葉の「断腸」が元となった言葉と考えられる。『日本の民謡 東日本編』(社会思想社 1998 p298-300.)によれば、「「ダンチョネ」は中国の故事からとったとされ、腸が断ち切れるほど悲しい思いの“断腸の思い”を戯画化した言葉である。」とある。
レファレンス協同データベースより
やっぱり断腸の思いの意味なんだぁ~
歌詞に『ダンチョネ』という言葉を入れる阿久悠先生も、さすがですよね。
まとめ
何気に今まで聴いていた名曲達。
何十年もずっと知っていますが、テレビで歌詞がテロップで流れてあらためて観てみると
うん??
って思うようなことがあったりしますよね。
昭和には名曲も多いし、それを歌う歌手も上手い人が多かったなぁ~。
そんなことをしみじみ飲みながら思い出が行き過ぎた年の瀬でした。
おしまい。
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