ギターを始めたばかりだと、何からどういう練習をしていいのか全く分からないですよね。
基本的に音楽は字の通り
『音を楽しむ』
楽しいことを好きなようにやるのが1番自分にとっての上達への早道です。
特にロックギターにはルールというものはありませんが、
最初にここのポイントだけでも覚えておく
と先々いろんな壁にぶつかってもギター演奏に関する理解が早くなるっていう基本は間違いなくあります。
今回は
- エレキギターを始める時におすすめのバンド
- 初心者はBOØWYから学ぶのがおすすめ
- なぜ『BOØWY』からなのか、その理由
- 基本的な練習方法
などをまとめてみました。
僕がギターを始めたのはBOØWYの影響。
そのあとに70年代のブルースロックが大好きになり、さまざまな音楽理論やギターテクを覚えてきましたが、今でもBOØWYは大好きで1番最初に影響を受けたことが後に役に立つことが多かったのです。
なぜBOØWYが初心者ギターの練習におすすめなのか?
その理由とBOØWYのギターの魅力をお伝えしたいと思います。
伝説のバンド『BOØWY』とは
BOØWY。
1980年代半ばの当時は大人気の日本のロックバンド。
今とは違いインターネットはまだ普及してなく、もちろんYouTubeなんかはないテレビ全盛期の時代。
そんな時代なのにBOØWYはテレビにはほとんど出演することなく(オールナイトフジや夜のヒットスタジオには数回出演)人気があるのは凄かったです。
4人編成のロックバンドで
- Vo 氷室京介
- Gt 布袋寅泰
- Ba 松井常松
- Dr 高橋まこと
がメンバー。
VoとGtは音楽のことが知らない人でもわかるぐらい今でも有名ですよね。
8ビートがメインの楽曲で、当時は『ビートロック』なんていう言われ方もされていました。
メロディアスでスリリングな曲が多く当時の若者の心を鷲掴みにしていました。
男性ファンが圧倒的だったのもカッコいいですよね。
初心者ギター入門にはなぜ『BOØWY』がオススメなのか?
そんなBOØWYはギターを始めたばかりの初心者にはとてもおススメなんです。
何でおススメなのか説明していきます。
早いテンポの曲がない
早いテンポの曲ってだけで初心者にとってはかなりきついですよね。
コードや運指がまだおぼつかない初心者にとっては、曲を覚えるのにはあまり早いテンポの曲はおすすめできません。
BOØWYの曲は基本的にテンポが♩=120ぐらいまでの曲が多いので、初心者にとってはコードやフレーズを覚えるにはいい速さなんです。
8ビートが基本のバンド
ギターを始めたばかりで16ビートや変則リズムの曲にトライするのは至難の業。
挫折することにもつながりやすいので、まずは1曲覚えるには8ビートの曲がおすすめ。
8ビートの楽曲が多いのはBOØWYの特徴です。
リフやソロがかっこよくメロディアス
エレキギターを始めた人はやっぱり
「リフやソロがかっこいい~!」
「あんなの弾いてみたい!」
って思う人がほとんど。
BOØWYの楽曲にはそんなギターリフやギターソロがカッコいいものばかり。
速弾きのソロもいいですが、やっぱり人の心に訴えるようなメロディアスなソロは魅力です。
口ずさめるようなインパクトがあり印象にも残りやすい曲ばかりなのでコピーにはもってこいのバンドなんです。
アルペジオやカッティングの曲もある
ギターテクを磨くにはリフやソロばかりに目が行きがちですが、それら以外にもバッキングも大事。
バッキングとはVoが歌っているパートで弾く伴奏のことですが、初心者の時ってバッキングにあまり注目しないんですよね。
でもこのバッキングにはただコードを慣らすだけのパターンもありますが、他にもアルペジオやカッティングという大事な奏法もあります。
BOØWYからはバッキングの色んなパターンを学べます。
ギターの基本的な奏法が初心者にとってバランスよく入っている
ギターを学ぶ上で一番最初に覚えたい基本的な奏法が、バランスよく入っているのもBOØWYはおすすめ。
初心者の頃って
「これはどうやって弾いているんだ?」
って分からないことだらけですよね。
例えばピッキングハーモニクスとかトリルだったりハンマリングだったりって
「・・・?」
って感じです。
そんな基本的なギター奏法がかなりバランスよく入っているので、初心者には覚えるにあたり有難い楽曲ばかりです。
ギターの基本的な練習方法は至ってシンプル
初心者がギターを練習する方法はとにかくコピーをするのが1番の近道。
そこで今回の記事ではBOØWYをすすめていますが、コピーをする際のシンプルな方法が1番なんです。
まずは感情が動かされる曲から始める
コピーするにはやっぱり自分がカッコいい、「このソロ弾きてぇ~」って感情が動かされるものからトライすべきです。
その感情が練習をするモチベーションになり、壁にぶち当たっても乗り越えるパワーになります。
タブ譜で覚える
初心者は耳コピーで覚えることは至難の業。
自分が始めた時代にもありましたが『タブ譜』というものがあります。
“タブ譜(TAB譜)”とは
ギター専用の譜面のこと。譜面と聞くと“読むのが大変!”と思いがちだけど、 タブ譜はギターの指板を図にしたような、誰にでもわかりやすいものなんです!
Rittor Music ホームページより
現在は1曲からのタブ譜もあるので覚えたい曲のタブ譜を使い、押さえる場所やコード、リズム、ソロなどを目線から入れて覚えていきましょう。
音源に合わせる
ある程度押さえられるようになってきたら、実際に音源に合わせて弾いていきます。
やっぱり一番最初に覚えるならテンポがあまり早くない曲の方が入りやすいかと思います。
そういった点ではBOØWYのどの楽曲も初心者にはもってこいです。
それの繰り返し
まさにギターの練習方法はこの繰り返し。
コピーしたい曲を決めたらタブ譜でギターの押さえるところを覚え、覚えたら音源に合わせていく。
合わせられなかったら合わせられるまでまたタブ譜を見て覚える。
この繰り返ししかありません。
最後に
ギターを始めたばかりだとコードネームも分からなければ、どこを押さえていいかもチンプンカンプン。
ギターを弾けるようになるためには、これまで述べてきたような地道な作業の繰り返しです。
何でもそうですが、何かをやれるようになるのって地味な作業の繰り返しばかりですよね。
すぐに出来るようになる人は天才としかいいようがありません。
自転車を乗れるようになるまでには、足をはなしてペダルをこいで転んでの繰り返し。
まさにそれと一緒で同じ作業を何度も繰り返してはある日、フ~ッと急に出来るようになるんです。
だからその繰り返しのモチベーションを少しでもキープしながらやるには、BOØWYは初心者にとっておすすめの音源が多いバンドだと思います。
また、後にBOØWYで覚えたギターテクが約に立つものばかりなのでおすすめですよ。
ちなみに当時よく読んでいたBOØWYの成り立ちが分かるストーリー本。
これメチャクチャ面白いです。
- ギター初心者にはBOØWYがおすすめ
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