読書で得られるものとは?ネット社会でも本がなくならない理由はここにある!

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書籍「本を読む人だけが手にするもの」

読書。

ネット社会が当たり前の昨今。

読書人口は年々減っているという情報も耳にしますが、読書をする人にとって本はかけがえのないものです。

ではなぜこれだけ情報が溢れる社会でも本がなくならないのか?

読書はいいとよく聞きますが、何がどう良くて読書から得られるものは何かを具体的に説明された1冊

『本を読む人だけが手にするもの/藤原和博』

を取り上げたいと思います。

目次

『本を読む人だけが手にするもの』はこんな人にオススメ 

書籍「本を読む人だけが手にするもの」2
  • 読書で得られるものを知りたい
  • なぜ本を読むといいのか知りたい
  • 読書の本質とは何?

と疑問を持っている人にはおすすめの1冊。

読書の習慣がある人には読むことで様々な魅力を味わっていると思います。

これから読書を始めようと思っている人にとっても読書の魅力を具体的に知ることによって、より読書の素晴らしさが伝わる内容になっています。

この本をキッカケに読書習慣が身につくと思いますよ。

『本を読む人だけが手にするもの』の概要 

  • 序章:成熟社会では本を読まない人は生き残れない 
  • 第1章:本を読むと、何が得か? 
  • 第2章:読書とは「他人の脳のかけら」を自分の脳につなげること 
  • 第3章:読書は私の人生にこんなふうに役立った 
  • 第4章:正解のない時代を切り拓く読書 
  • 第5章:本嫌いの人でも読書習慣が身につく方法 
  • 付録:藤原和博の「これだけは読んで欲しい」と思う本・50冊

大きくこの7章から成り立っています。

各見出しだけを見ただけでも、かなり読みたくなる本ですよね。

個人的には本屋さんでこの各見出しを見ただけで「読んでみたい!」と思った本でした。

本の存在意味から読書によって得られること、著者自身が読書によって役に立ったことなどが書かれています。

さすがは読書家だけあって、書く内容はどれも分かりやすく説得力のある内容。

読書をする人は伝える技術、いわゆる文章術も改めて長けていると読んでいて実感しました。

読書が持つ魅力・読書から得られるものから読書術までを、いろんな角度から切り込み具体的に分かりやすく説明されています。

最後の付録の著者が勧める本もかなりおススメです。

著者「藤原和博」氏のプロフィール 

教育改革実践家。元杉並区立和田中学校校長。元リクルート社フェロー。1955年東京生まれ。1978年東京大学経済学部卒業後、株式会社リクルート入社。東京営業統括部長、新規事業担当部長などを歴任。メディアファクトリー(現・KADOKAWAグループ)の創業も手がける。
~途中省略~
著書は累計124万部を超える。「日経ビジネス」で8年間にわたって書評を執筆。講演会は1000逢い、動員数20万人を越える人気講師としても活躍中。

本書より

とてもエリートな方ですよね。

中学校校長という経歴ももつ著者は執筆活動もスゴイです。

主な著書は以下のようなものがあるようです。 

『本を読む人だけが手にするもの』を読んだ感想

どの章もかなり読みごたえがあり、どこも

「うん、うん。そうだよな。その通り!」

なんて納得させられながら読みましたが、そんな多くの頷きの中から3つに絞って感想を述べたいと思います。 

昭和時代のお決まりの幸福論から各々の幸福論へ

昭和時代の高度経済成長期の幸福論は、いわゆる学校を卒業して一流企業に入り結婚して子供を産みマイホーム・マイカー、定年退職で退職金をもらって老後を過ごすというのが、いわゆるお決まりの幸福論でした。

でも今の時代そんなお決まりの幸福論は崩れ去り、各人それぞれが「幸福とは何か?」と彷徨う時代になりました。

お手本のような幸福論の社会が崩壊したことによって彷徨う人が増えたのです。

そんな時に迷わずに自分にとっての幸福とは何か探し出せるのが読書なのです。

さまざまな本を読んでいればいろんな価値観や生き方、考え方に触れることによって自分なりの幸せを見つける手助けをしてくれるのが読書。

読書は人生をより充実させるツールなのです。 

読書は脳を拡張するツール

本はそれぞれの著者が経験したことや考え、結論に達したことなどが書かれています。

すなわちそれぞれの色んな脳を自分にくっつけられるのです。

もちろん本を読んだからと言って全てがくっつくわけではありません。

自分との考えとの違いや好き嫌い、相性などにも左右されます。

でも色んな本を読んでいけばいくほど様々な脳に触れられる。

その脳に触れて何か同調するものや気づき・発見などがあれば自分の脳にくっつき、1mmずつでも拡張していくのです。

これはいわゆる考えや発想がより広がり、より良い人生を送るためのヒントにも繋がります。

自分の脳が1冊の本によって拡張するのなら、読書をしないという選択はないですよね。 

自然とアウトプットがしたくなる

年間100冊を3年続けると300冊になる。300冊を超えたあたりからだったと思うが、自分のなかから言葉があふれ出すようになった。世間のさまざまな事象に接して、自分も何か語りたくなるのだ。

本書より

読書によって文字のシャワーを浴び続け、ある量を超えると自分自身が文書を書くキッカケになると言います。

今のこの時代、SNSは主流になり個人のオリジナリティが価値を生み出す時代です。

何かを言い表すにも言葉であり文字、文章。

何かを考え感じることを言葉に出すアウトプットはとても大事なことです。

そのアウトプットが読書をすることによって自然と出てくるということはとても見習いたいところ。

僕もまだまだ読書が足りないと痛感しながらも、読書の魅力にますますハマりそうです。

最後に

読書なしでは損した生き方に。

読書と一言でいっても、とても深く広く生きていくにはなくてはならないものかもしれません。

少しでも人生を賢く有意義に充実した人生を送るには、読書は最適だと思わされました。

読書を通して自分にはない考えや経験に触れられ、よりいろんな角度で物事の判断や考えが研ぎ澄まされていくのではないかと思います。

研ぎ澄まされることによってより充実した人生、楽しい人生が送れればそれに越したことはないですよね。

また心も感情豊かにしてくれます。

悪いところが何1つない読書。

この本をキッカケに読書習慣が身につくこと間違いなしです。

Enjoy Reading Life!

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書籍「本を読む人だけが手にするもの」

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この記事を書いた人

1972年生まれ。
将来の夢はプロブロガー&ギターリスト。
外はおっさんでも中は夢を追いかける純粋な少年の心をもつ。
時間と収入の自由を追い求め今日も突っ走る。
夢を追いかけ追いつきます!

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