女性ロックボーカルってなかなかいないですよね。
ロックっていうと多種多様で人によってこういうものって違いますが、単純にロックを感じるボーカリスト。
男性だとたくさん浮かびますが、女性だとなかなか浮かばない。
でも最近「田村直美」にハマってるんです。
かなりロック。
どんなところがロックなのか田村直美の魅力に迫ってみたいと思います。
女性でロックボーカルってなかなかいない
![ロック女性SSW「田村直美」-4](https://72guitarblogger.com/wp-content/uploads/2023/02/yvette-de-wit-NYrVisodQ2M-unsplash.jpg)
個人ごとですが、今から35年前にロックの魅力に取り憑かれ和洋問わずロックを中心に聴いてきました。
最初はほとんど男性ばかり聴いていてギターをやっていたというのもあり、弾きながら歌うアーティストをメインで聴いていました。
洋学ばかりでしたが途中から歳をとったせいか
「邦楽もいいな」
なんて思うようになり女性も聴くようになりましたが、ロックって感じるボーカルがいないなぁなんて思っていたんです。
一昔前はアンルイスがロックって感じましたがちょいと歌謡曲より。
まぁ売れ線を狙っていたので楽曲がそうなり仕方ないと思いますが、ロックしてるなって女性ボーカルがいない。
その後に椎名林檎なんかも
「すっげェ~ボーカルだ」なんて思ってましたが、彼女の独自の世界観ってあってロック一色ではない感じ。
それはそれでかっこいいですが、もっとパンチのある誰が聴いてもロックボーカルっていないなぁなんて思っていたんです。
田村直美は超かっこいい
![ロック女性SSW「田村直美」-6](https://72guitarblogger.com/wp-content/uploads/2023/02/ef3685aceacdab88390f2dfd8cc4560e.jpg)
そんな時あることを思い出したんです。
以前テレビてミュージックフェアを観ていたら、Charが出ていてパールと一緒にスティービーワンダーの「Superstition」を演っていたんです。
パールのボーカルが田村直美だとは分かっていたんですが、
「女性で歌えんのか?」
なんて思いながら観ていて最初のコーラス部はCharが歌い2番目のコーラスが田村直美。
「Charのギターをバックに大丈夫かよ?」
なんて思っていたのですが、歌い始めたら度肝を抜かれました。
スゲェ~迫力!
なんだこの女!
っていうのが印象。
パールを聞いたことがなかったので田村直美といえば一時売れていた「ゆずれない願い」や「アニソン」のイメージしかなかった。
だから余計に度肝を抜かれたんです。
ロックじゃんって。
それから10数年後ふと
「あっそうだ田村直美聴いてみるか」
って思い出したようにアルバムを探して、どうせなら最近の聴いてみるかって。
その時のアルバムがカバーの楽曲ばっかりだっだんです。
レベッカから聖飢魔II、シーナ&ロケッツまで。
そして何よりもメンバーが有名なミュージシャンばかり。
- ドラム:アルフィーのサポートメンバー
- ベース:聖飢魔II
- キーボード:レベッカ
- ギター:たのきんトリオ 笑
ってすごいメンツ。
それでいろんなカバーをやってるんです。
このメンバーのバックサウンドに全く負けてない田村直美のボーカルにハマってしまったんです。
超かっこいいって。
そのアルバムがこちら。
![](https://72guitarblogger.com/wp-content/plugins/pochipp/assets/img/pochipp-logo-t1.png)
こんなところがロック!田村直美の歌と曲の魅力
![ロック女性SSW「田村直美」-2](https://72guitarblogger.com/wp-content/uploads/2023/02/audio-g21a4a6e4d_1280.jpg)
とにかく聴いてみればかっこよさが分かります。
と言ったら何も始まらないので、田村直美の魅力に迫りたいと思います。
ロックサウンドに負けないパンチがある
前項でも触れましたが、歌にパンチが効いてます。
パンチですよ。
ロックにはパンチが大事。
ライブ版も何枚か効いてますが、バックサウンドに全然負けてない。
むしろ一体感がある。
完全なロックサウンドです。
大抵はライブなんかになると、バックのギター音やバンドの爆音にボーカルが負けてしまうんですが全然そんなことはない。
ボーカルが1つの楽器かのようにしっかりと調和していてカッコいい。
歌唱力半端ない
歌唱力は半端ないっす。
ただ歌がうまいんだったらプロにはたくさんいますが、高音はもちろん何と言っても低音がめちゃくちゃすごい。
低音って難しいじゃないですか。
音程が少しずれたり音が抜けなかったり。
でも個人的に田村直美は低音が魅力なんじゃないかって思えるほど。
リズム感めちゃくちゃいい
リズム感半端なくすごいっす。
結構ロックを気取ってる女性ボーカルで歌唱力や声量はあっても「リズム感ないじゃん」って人が多いですが、田村直美はめちゃくちゃリズム感いいです。
ボーカルでリズム感を出せるってかなりかっこいいっす。
やっぱりロックはリズム命。
リズムで聴かせるボーカルは最高じゃないですか。
楽曲がいい
あまり詳しくないですが、本人が作曲しているのがほとんど!?
違かったらすみません。
曲はいいものばかりです。
ロックっていう迫力のあるものばかりではなく、バラードだったりブルージーだったり。
そういったミディアムテンポ的な楽曲も魅力。
そして何よりもちょっと哀愁漂うメロディーが多いもの好きなポイントの1つ。
本人は何の影響を受けているか分かりませんが、この辺は昭和を生きてきた1人ってところですかね。
最近の田村直美は大人のロック
パールのアルバムも何枚か聴きましたが、やっぱりその後のソロのものがいいです。
最近になればなるほどいいよ田村直美。
個人的に思うのですが、若い時の田村直美より最近の田村直美の方がめちゃくちゃロック感じるし声質も歌い方も好き。
普通は歳をとってくるとやっぱり歳に負けるのか、歌唱力が落ちたり魅力が落ちてくるんですが田村直美は違う。
どんどん増してくる。
こんな歳のとり方ができるのは、励みなるし元気をもらえます。
まだまだ行くぞ!
的な。
おすすめの3曲
![ロック女性SSW「田村直美」-5](https://72guitarblogger.com/wp-content/uploads/2023/02/24bfb1e7a94de7229e2b15c78792eba5.jpg)
おすすめの曲はたくさんあるのですが、最近お気に入りの曲を3曲ご紹介致します。
Heavens
Heavensというアルバムに収録されている「Deep Inside」という曲。
ライブでの演奏曲ですが、前項でもご紹介した田村直美のリズム感を味わえる1曲。
ラップ的なメロディーですが、ただ音程なしにいくのではなくメロディーラインもしっかりあります。
多分これを歌える人はなかなかいないのではないでしょうか。
いろいろ探したのですが、今は廃盤になっている感じです。
Appleミュージックには入っていますよ。
Collection of tamuranaomi
こちらのアルバムに収録されている「The piece of peace」という曲はメロディーラインが最高。
静かに始まり途中からドカンっと盛り上がる。
アレンジも最高の曲です。
アコースティックギターから始まり途中からディストーションばりばりにかかったギターに。
そしてピアノも唸ってる。
![](https://72guitarblogger.com/wp-content/plugins/pochipp/assets/img/pochipp-logo-t1.png)
Grace
こちらに入っている「Pretty little lies」という曲は個人的に1番好きな曲。
とてもブルージな楽曲でハープから入ります。
歌詞とメロディーがとてもマッチしていて気持ちがいい。
って言っても哀愁漂う曲ですが、田村直美の歌い方もとてもいい。
大人の切なさを味わえる1曲。
![](https://72guitarblogger.com/wp-content/plugins/pochipp/assets/img/pochipp-logo-t1.png)
まとめ
![ロック女性SSW「田村直美」](https://72guitarblogger.com/wp-content/uploads/2023/02/00000003.1589287951.5515orig.jpg)
田村直美の魅力は伝わりましたかね。
とにかく最近はお気に入りで週に1回は、2時間ぐらいぶっ通しでいろんなアルバムを聴きまくっています。
- 単純にかっこいい
- 歌唱力素晴らしい
- ジュリーのカバーも最高
なんて感じながらの音楽タイムは、ストレス発散になります。
いつか彼女とセッションしてみたいなぁ~。
![](https://72guitarblogger.com/wp-content/plugins/pochipp/assets/img/pochipp-logo-t1.png)
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