あんな風にギターを弾けるようになりたいな。
でも何から揃えればいいんだろう?
- 全くギターのことが分からない
- 音符も読めない
- 楽器もやったことがない
とギターを始めたいが知識が全くのゼロで何から始めればいいのかお悩みの方へ。
まずはこんなところを知っておくとギターを始めるにあたり迷わずスッキリする、一番最初に知っておくべきポイントをご紹介しようと思います。
目次
ギターを始めようと思った動機・キッカケは何か

まずはここをしっかりと洗い出すのが一番最初のポイント。
- 何でギターを始めたいと思ったのか
- 何を弾きたいのか
- どう弾きたいのか
- どんなギタースタイルでやりたのか
で揃えるものがかなり変わってきます。
本当にさわる程度でとりあえずいいんだって言う人もいれば、最初からあのギターリストのようにガンガン弾きたいっていう人もいます。
まずは自分がどの程度ギターを弾きたいと思っているのか整理することから始めましょう。
ギターの種類

ギターと一言でいってもギターには様々な種類があります。
大まかに分けるとエレキギター、アコースティックギター、クラシックギターってところでしょうか。
これらの中間のような種類のギターも多数ありますが基本的にはこの3種類です。
前項で書いたようにギターを始めたいと思ったキッカケはなんだったのか、どういう風に弾きたいのかで購入するギターの種類も変わってきます。
弾ける環境を考える

ギターは楽器。
楽器なので当然ながら音が出ます。
ギターを買ったはいいけど家ではうるさい!と言われて全く弾けない、なんていうことになったら本末転倒です。
よく吹奏楽器(トランペットやサックス)などを川岸や橋の下などで練習する人を見かけますが、そこまで弾きたいと思えるのか、または貸しスタジオなどで練習するのか、その際には時間とお金も必要になってきます。
でもギターの種類によって音の大きさが違うんです。
ざっくり大きく分けると生音、いわゆるアンプ(音を増幅させる機材)などを使わずにギターの弦を弾いただけの生音だと
エレキギター<アコースティックギター<クラシックギター
の順番で音が大きくなります。
エレキギターはアンプに繋ぐと爆音まで出せますが、生音だと部屋を閉じて弾く分には夜中でも隣の部屋に漏れるほどの音は出ないので、部屋で練習するのには問題のない大きさです。
一方アコースティックギターとクラシックギターは生音でも結構大きい音がするので、防音の部屋でない限り夜中にはあまりおすすめしない音量が出てしまいます。
自分のスタイルに合わせた機材及びその他のアイテム選び

これまでご紹介したことを踏まえて自分のスタイルにあったギターを購入していくわけですが、ギター以外にも同時に一緒に購入した方がいい基本的なアイテムがあります。
どんなものがあるのかみていきましょう。
チューナー
ギターの弦は新しい弦に張り替える時もそうですが、普段から弾く際には調弦いわゆるチューニングが必要です。
その際に視覚的に音程を表示してくれるのがチューナーで、表示されたメーターを見ながらチューニングします。
現在はいろいろな種類があります。
替えの弦
ギターの弦は弾いていると切れることがあります。
また寿命もあるので弾き方やギターの種類によって張り替えのサイクルは変わりますが、1セットは持っていた方が安心です。
ギタースタンド
ギターを部屋に置いておく時に使用するスタンド。
もちろんなくても部屋の片隅に立てておくことはできますが、何かの拍子に倒れてしまって大事なギターに傷でもついたら大変です。
そうならないように安定して立てておけるギタースタンドもあった方がいいです。
楽譜(スコア)・教則本
ギター演奏に関して最初は何からやるのか全く分からないと思います。
教則本や楽譜があると入りやすいです。
基本的な押さえ方や最初に覚えたいコード(和音)などは教則本から学ぶことができます。
また楽譜が読めなくてもギターの楽譜にはタブ譜というものがあります。
タブ譜は弦をどう押さえればいいのか視覚的にみれるもので、初心者の方でも簡単に読みとれます。
弾きたい曲があったらそのタブ譜を買うのが一番いいかもしれません。
1曲のタブ譜からでも買えるこちらは安く手に入りかなり便利です。
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ピック(主にエレキギターとアコースティックギター)
弦を弾く際に弦側の手で握る三角形のプラスチックでできたもの。
ギターの種類や弾く曲によってピックが必ず必要ではありませんが、主にエレキギターとアコースティックギターでは使う人が多いです。
アンプ・シールド(主にエレキギター)
アンプは大きい音を出したりいわゆるエレキギターらしい『ジャーン』的なロックっぽい歪の音を出せたりできます。
シールドはギターとアンプなどの機材とを繋ぐいわゆる接続コードです。
エフェクター(主にエレキギター)
テレビやライブなどでギターリストの足元などに置いてあるのを観たことがあるかと思います。
それがエフェクターというもので足で踏むとスイッチが入り音色を変えられます。
ロック調の『ジャーン』的な音から、こだまのように音を繰り返したりできるものまで、色んな種類のエフェクターがあります。
またエフェクターには足元で踏んでスイッチをオンオフできるものから、ラック式のものまたは一つのエフェクターに何種類も入っているマルチエフェクターなど多種多様です。
一気に揃えられるセット品もある
今まで紹介してきたものを一つ一つ揃えるには種類によって特性から金額・グレードまで幅広くあるため、初めての方には何を買っていいのか全く分からないと思います。
そんな初心者の方にこれらの基本的なものが全てセットになっていて安価なものもありますので、最初はここから揃えるのもいいと思います。
基本的な練習方法

練習方法は音楽の授業みたいに音符や音階の知識から入るっていうよりも、弾きたい曲を最初から練習した方が絶対にいいです。
理論から入るより音を楽しむ、あこがれのギターリストのように弾く、まずは【音楽】の字のごとく音を楽しむっていうことを基本に始めればギターの上達も早いです。
だんだんに慣れてきて余裕が出てくると自然と音楽理論にも興味が沸いてきます。
その時に勉強すれば吸収も早いし自然な流れです。
最初は弾きたい曲のタブ譜を見て曲を流しながら一緒に弾く、ということを繰り返し繰り返しの反復練習が基本です。
まとめ

いかがでしたでしょうか。
何となく見えてきましたか。
僕がギターを始めたキッカケは16歳の時に伝説のロックバンド『BOØWY』のライブ映像を観て。
始めて観た時の衝撃は今でも脳裏に焼き付いています。
BOØWYのギターリスト布袋寅泰氏が、ステージ上の端から端までを走りながらや踊りながら弾く姿を観てぶっ飛びました。
かっちょええ~!なにこれ、うそでしょ、俺もあんな風に弾きたい!!と一瞬にして虜になったのです。
そこからはすぐに生まれて初めてのバイトをし、布袋モデルのギターとチューナーと小さいアンプとBOØWYのタブ譜を手に入れたのが最初です。
そこからは毎日毎日音を聴きながらタブ譜をみて布袋になりきっていました。
1曲おぼえた!もうタブ譜を見なくても弾ける♪なんていうふうに少しずつ覚えていった感じです。
ギターを始めたい方はキッカケが様々かと思いますが、まずは弾きたい曲やあこがれのギターリストになりきることが、ギターに入りやすいキッカケとなると思います。
ぜひ良いギターライフを送ってくださいね。
・ギターの種類を把握する
・弾ける環境を考える
・自分のギタースタイルに合ったアイテム選びをする
・弾きたい曲から始める
まずは楽器屋さんでどんなものがあるのか見るだけでも楽しいですよ♪
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