メモとは?
伝言、備忘録、切れ端、その辺のチラシの裏、走り書きなどのイメージがあります。
ちょっとササっという行為ですが、メモは侮るなかれ。
メモもしっかり向き合うと、とても大きなことに結びつくんです。
そんな大事なことを気づかさせてくれる本のレビュー記事です。
メモの意味ってなに?
冒頭でも触れましたが、メモの意味って一般的には「忘れないため」っていうのがあります。
メモとは何かググるとこのような説明。
忘れないように要点を書き留めること。また、書き留めたもの。覚え書き。「会議の―をとる」「談話を―する」「―用紙」
goo辞書より
記録とも捉えられます。
でもメモって違う角度からみると、とても有効的な活用の仕方に大変身します。
- 目に入ったこと
- 印象に残った言葉
- 考え
- アイディア
- ひらめき
など、どんどんメモする習慣をつけると、そこからいろんなことに発展できるんです。
もちろん忘れないために書き留めることもメモですが、ササっと書けるメモから思考を深められるのもメモ。
メモの意味も様々ですが、無限大の可能性を秘めているのもメモなんです。
メモを活かすコツが分かる本
そんなちょっとしたメモ。
そこからどうやって何の可能性を秘めているのか。
何がなんだか分かりませんよね。
メモからどう活かすのか。
そんな疑問や興味を持っている人におすすめなのが、こちらの本になります。
メモの魔力 前田裕二著
この本がすごい。
メモを活かすコツが、これとぞばかりにたっぷりと詰まっている一冊。
著者のメモ愛をガンガンに感じられ、読み終わる頃には思わずメモせずにはいられなくなる内容になっています。
「メモの魔力」のおすすめポイント
どんな本なのか、おすすめポイントはたくさんありますが、絞ってご紹介いたします。
こんな人におすすめ
「メモの魔力」はこんな人におすすめです。
- メモ魔
- メモするコツが知りたい
- メモからいろんなことに発展させたい
- メモを最大限に活かしたい
- メモすることによってどんな可能性があるのかを知りたい
などの人には、おすすめの内容になっています。
メモすることが大事だと分かる
メモの働きも色々ありますが、メモってとても大事な役目を果たしています。
私は結構メモ魔なのですが、私にとってメモする役目の1つに頭が軽くなるということ。
メモしないで頭の中で1つ2つと忘れないように覚えておくことがあると、かなりストレスを感じてしまいます。
「忘れないように」と意識しただけで、脳の容量がそこにとられ残りの容量で過ごすのには耐えられません。
だからメモして常に頭の中はクリアにしていたいんです。
そんな使い方をできるのもメモですが、この本ではそれ以外にも様々な働きをしてくれることについて説明されていて、単純なメモだけどすごい存在だということを気づかせてくれます。
メモの活かし方が分かる
忘れないための記録のメモ以外に、どんな活かし方があるのか?
それはメモを知的生産に結びつけることです。
メモしたことから思考を深め、様々な発想を膨らませていくことが、メモの力を最大限かつ有効的に発揮できるんです。
入り口はちょっとしたメモですが、出口ではとても大きなワクワクしたものに化ける。
そんなメモの活かし方が分かります。
具体的なやり方が分かる
実際に著者の前田さんがやっている、メモの活かし方の方法が具体的に紹介されています。
いつも使っているメモ帳の中身を写真とともに掲載。
最初のメモした言葉から、どういう風に書いてどう考えて行くのか。
メモから思考の仕方、発展させていくやり方がとても分かりやすく説明されています。
そのまま真似て繰り返していけば、メモの力を思う存分引き出せること間違いなしです。
まとめ
たかがメモ、されどメモ。
メモはどこにでも手軽にできますが、そんなちょっとしたメモから将来大きなことに繋がっていく可能性を秘めているメモ。
そんなパワーがメモにあるのなら、普段から使わない手はないです。
私はこの本を読んで、個人的に愛用している手帳のフランクリンプランナーの考え方と非常に近いと感じました。
フランクリンプランナーは、7つの習慣というものから成り立っている手帳。
だから余計にスイスイ内容が入ってきました。
メモの魔力を読めば、メモ魔になっていること間違いなし。
書いて書いて書きまくることが、とても楽しく大切なことだと分かる一冊です。
「メモの魔力」でノウハウを学んだら、フランクリンプランナーとの相性はピッタリ。
この手帳を使えばさらに夢が広がります。
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